冷え性の大きな原因は大きく分けて5つ

自律神経の乱れ

人間には無意識に心臓を動かしたり、胃腸を動かしたり、汗をかいたり、血圧を昇降調節したりする自律神経の働きがあります。
ストレスや不規則な生活習慣は体温調節の命令を出す自律神経を乱すため、それが冷えの原因となることがあります。

皮膚の温感センサーの乱れ

エアコンなどの冷暖房で室内外の気温差が激しくなる場合、自律神経とも大きな関係性がありますが、皮膚の温感センサーが乱れうまく体温調節ができなくなる場合があります。
また、女性は特に下着の締め付けなども皮膚のセンサーを鈍化させる原因のひとつになっています。

血行不良

長時間のデスクワークや、立ち仕事など長時間同じ体勢を続ける方は血流を悪化させることがあります。
仕事の合間の軽い体操や、適度な運動をすることや、しっかりとした入浴なども血行不良に効果が期待できます。

筋肉量が少ない

女性は男性よりも比較的筋肉量が少ないです。筋肉は基礎代謝を上げ、運動による発熱などで体温を上げるうえで非常に大事な働きをします。
女性でなくても比較的痩せ型で筋肉量の少ない男性に冷え性が見受けられる場合があるのはこのためと考えられます。
また過度な食事制限でのダイエットは筋肉量の減少につながります。結果的に基礎代謝を下げ体温を下げ、冷えにつながるケースもあります。

ホルモンバランスの乱れ

ストレス、更年期など、女性はホルモンの乱れで体温調節や血圧の昇降、血流が悪化することが冷えの原因になる場合もあります。
また、栄養の偏った食生活も体温調節、ホルモンバランスの不調につながることもあります。